展覧会

終了

企画展

巨匠が愛した美の世界 川端康成と東山魁夷

開催概要

会期

2018年9月1日(土)~2018年10月21日(日)

休館⽇

※9月4日(火)、10日(月)、18日(火)、25日(火)、 10月2日(火)、9日(火)、15日(月) ※当館は、第一月曜及び月曜にあたる祝日を開館し、翌日を休館としております。

開館時間

9:40~18:00(入場時間:17:30まで)

料金
 
観覧料 当日券 前売券
一 般 1,300円 1,100円
高大生 900円 700円
小中生 700円 500円

※団体(20名以上)・高齢者(65歳以上)は前売料金で当日入場可。
※障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料です。
※本展観覧券半券でコレクション展もご覧いただけます。

日本人初のノーベル文学賞受賞作家・川端康成(1899~1972)は、優れた美術品コレクターとしても知られます。そのコレクションは、国宝に指定される浦上玉堂《凍雲篩雪図》と池大雅・与謝蕪村《十便十宜図》をはじめ、古美術から古賀春江・草間彌生などの近現代美術、さらに西洋美術にまで至る幅広いものです。
また、戦後を代表する日本画家・東山魁夷(1908~1999)とは深い交流があり、川端コレクションには東山作品も多く含まれます。そして川端同様に、東山もさまざまな美術品を収集しました。
本展では、川端・東山それぞれが収集した美術品を紹介しその審美眼を探るとともに、数々の東山作品も一同に展示することで、二人の巨匠の交流の軌跡をたどり、追求した美の世界に迫ります。また、近年川端邸で新たに発見された、名作『伊豆の踊子』のモデルとなった初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡や、夏目漱石・太宰治・三島由紀夫など文豪の書も公開します。
*会期中、一部展示替えがあります。

前売り券販売所

愛媛県美術館(ミュージアムショップ・南館ふれあいアートセンター)、愛媛新聞旅行、愛媛新聞社の県内支社(東予支社四国中央をのぞく)・エリアサービス・四国中央テレビ(取り寄せ)、いよてつ髙島屋、フジグラン(エミフルMASAKI、川之江、新居浜、西条、今治、松山、重信、大洲、北浜、北宇和島)、コープえひめ生活文化サービス、明屋書店県内全店、ローソンチケット(Lコード63228)、チケットぴあ (Pコード769-174)ほか

関連プログラム

オープニング・フロアレクチャー

本展企画者が、実際の作品を前に見どころをお話します。川端・東山が追い求めた美の世界に触れてください。
日時:9月1日(土) 14時~15時
講師:水原園博
(本展企画者、公益財団法人 川端康成記念会理事)
場所:企画展示室
※申込不要。ただし、企画展観覧券が必要です。

講演会

Ⅰ「高浜虚子と正岡子規(仮)」
川端と親交があった虚子(本県松山市出身)。師である子規との関わりを軸に、その活動についてお話しいただきます。
日時:9月24日(月・振休) 14時~15時30分
場所:新館 講堂
講師:西松陽介(松山市立子規記念博物館学芸員)
Ⅱ「近代の演劇史と井上正夫の周辺」
近代日本の演劇・映画史における功労者の一人である井上(本県砥部町出身)についてお話しいただきます。
日時:9月30日(日) 14時~15時30分
場所:新館 講堂
講師:宮本直美(砥部町教育委員会学芸員)
Ⅲ「東山魁夷 自然は心の鏡」
祖父が香川出身であるなど瀬戸内地方ともゆかりの深い東山。東山芸術の真髄に迫る講演会です。
日時:10月8日(月・祝) 14時~15時30分
場所:新館 講堂
講師:田口慶太(香川県立ミュージアム学芸員)
※先着120名、申込不要。ただし、企画展半券が必要です。

朗読イベント「耳で読む川端文学」

美術品についての文章も多く著した川端。その美意識や展示作品の魅力を“耳”で楽しむひとときです。
日時:9月16日(日)14時~15時
場所:新館 講堂
読み手:福田雅世、守屋陽子、河原パティシエ・医療・観光専門学校 声優タレント科学生 
※先着120名、申込不要、参加無料。

連続講座「美と文学をめぐる」

(1)9月22日(土) 14時~
「川端康成と美術」
(2)9月28日(土) 14時~
「近代日本の文学と装幀」
場所:新館 ハイビジョンギャラリー
講師:当館学芸員
※先着30名、申込不要、参加無料。 

学芸員によるフロアレクチャー

日時:9月15日(土)、10月6日(土) 各14時~
場所:企画展示室
※申込不要。ただし、企画展観覧券が必要です。

川端・東山を みる、考える、話す、聴く

日時:9月16日以降の毎週日曜  11時~11時30分
ナビゲイター:当館作品ガイドボランティア
場所:企画展示室
※申込不要。ただし、企画展展観覧券が必要です。