展覧会

杉浦非水《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》

開催中

コレクション展

コレクション・ハイライト/生誕200年 天野方壺 ―画と詩と旅と/みる冒険 かたちのカタチ

【コレクション・ハイライト】
当館自慢の名品を一挙公開。今年度は、杉浦非水のポスターや装丁を特集。また、特別展「PHOTOGRAPHY」に関連し、写真コレクションも展示します。郷土作家や海外作品を含む多彩なコレクションをお楽しみください。

【生誕200年 天野方壺―画と詩と旅と】
文人画家・天野方壺の生誕200年を記念した展覧会。旅を通じて画技を磨き、築いた独自の画風や詩情あふれる作品を紹介。幕末・明治期に活躍した方壺の多彩な画業と芸術の魅力を存分にご堪能ください。

【みる冒険 かたちのカタチ】
形をテーマに、絵画や彫刻の多様な表現を紹介。菅井汲、猪熊弦一郎らの作品を通じ、形が持つ魅力や作家の視点を探ります。形のあるものだけでなく、形のないものへの新たな創造にも注目します。

開催概要

会期

2025年1月11日(土)~2025年4月6日(日)

開館時間

9:40~18:00(入場時間:17:30まで)

会場

愛媛県美術館 本館2階 常設展示室

料金
 
観覧料 当日料金 団体料金(20名以上)
一般 330円 260円
高大生 220円 170円

A:中学生以下の方
B:満65歳以上の方
C:療育手帳をお持ちの方
D:身体障害者手帳をお持ちの方
E:精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
F:企画展チケットをお持ちの方

※B~Eの方は証明書及び手帳をご提示ください。
※C・D・Eの方で介護が必要な場合は、介護者も免除されます。
※手帳に代えて、障害者手帳アプリ「ミライロID」画面の提示でも、障がい者減免を受けられます。
※詳しくは美術館へお問い合わせください。

コレクション・ハイライト

郷土作家の作品や海外作品をはじめ、当館自慢の名品・逸品をご覧いただけます。今年度は、当館の3大コレクションのひとつである、松山市出身の図案家・杉浦非水のコレクションから、ポスター、装丁などを紹介します。
さらに今回は、特別展「山川コレクション収蔵記念 PHOTOGRAPHY 写真のこれまで/これから」(1月31日(金)より当館で開催)に合わせ、愛媛県美術館の写真コレクションの特集展示も行います。

ピエール・ボナール≪アンドレ・ボナール嬢の肖像 画家の妹≫
ピエール・ボナール≪アンドレ・ボナール嬢の肖像 画家の妹≫ 1890年
杉浦非水《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》
杉浦非水《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》 1927(昭和2)年

生誕200年 天野方壺 ―画と詩と旅と

幕末・明治期に活動した松山出身の文人画家・天野方壺(あまの ほうこ)(1824-95)。若い頃より、日本各地や中国を旅し、さまざまな画家たちとの交友を通して画技を磨き、自己の画風を構築していきました。生誕200年の節目に、多彩な作品の魅力をご堪能ください。

天野方壺《江村漁火図》
天野方壺《江村漁火図》
天野方壺《花果図》
天野方壺《花果図》1886(明治19)年

みる冒険 かたちのカタチ

日々の暮らしの中で目にするものは形(かたち)を持ち、存在します。造形芸術
において形は色、構成、素材と並ぶ基本的な要素です。そこにある形を独自の表現で作家は捉え、時に、形のあるものばかりではなく、形のないものにも形を与え、創造します。
本展では、絵画、彫刻に表現される形を切り口に作家のまなざしに迫り、形の魅力を探ります。

●出品作家:菅井汲(すがいくみ)、古茂田守介、猪熊弦一郎、真鍋博、畦地梅太郎、福田平八郎ほか

古茂田守介《静物(2)》
古茂田守介《静物(2)》1955(昭和30)年
菅井汲《EiYU》
菅井汲《EiYU》1997(平成9)年