
1960(昭和35)年
墨・インク・ポスターカラー・スクリーントーン・コラージュ/紙
12.6×13.9㎝
愛媛新聞に、1959年から翌年にかけて4部構成で連載され、最初は既成の民話から選んだものの、反響が大きく多くの情報が寄せられ、第4部は読者から公募した民話を、方言もそのまま掲載しました。また、第4部から100篇を収めた書籍も、堀内(ほりうち)誠一(せいいち)による洗練された装丁で出版されています。真鍋は民話に「空想科学小説のような新しさ」を感じ取り、また、単なる挿絵ではない描き手の人間性に裏付けられた表現を目指しました。