今年は明治最後の年である1912年から110年後にあたります。本展では、西洋諸国との関りから、日本全体が大きく変容し、また自らの意識も外に向かっていくこの時代の日本の風景を、画家のまなざしがどの様にとらえたのか、ひとりのコレクターが海外で収集した200点を超える水彩画や油彩画によってご紹介します。 これらの中には、内子町出身の洋画家、中川八郎(1877~1922)の初期代表作《雪林帰牧》をはじめとした13点の作品が含まれています。没後100年の節目に、本展にあわせて当館の中川作品もコレクション展にて一挙公開し、改めてその魅力をお伝えします。 時代という逆らえないうねりの中で、画家たちが発見した風景は、目新しいものではなく、そこあった日常の暮らしでした。それらは、コロナ禍において、改めてこれまでの暮らしを見つめ直している私たちの「いま」に重なるものもあるのではないでしょうか。 明治日本の風景を、旅をする様に楽しんでいただければ幸いです。
主 催: | 愛媛県美術館 |
---|---|
後 援: | 愛媛新聞社、朝日新聞松山総局、読売新聞松山支局、毎日新聞松山支局、産経新聞社、NHK松山放送局、南海放送、テレビ愛媛、 あいテレビ、愛媛朝日テレビ、愛媛CATV、FM愛媛、えひめリビング新聞社社 |
協 賛: | 大一ガス株式会社 |
2022年12月1日(木)~2023年1月29 日(日)
12月6日(火)、12日(月)、19日(月)、26日(月)、29日(木)~1月3日(火)、10日(火)、16日(月)、23日(月)
9時40分~18時(入場は17時30分まで)
観覧料 | 個人料金 | 団体料金 |
---|---|---|
一 般 | 900円 | 800円 |
65歳以上 | 800円 | 700円 |
高大生 | 500円 | 400円 |
※小中生以下、障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料です。
※満65歳以上の方は、年齢の分かるものをご提示ください。
※団体料金は20名以上で適用されます。
※本券でコレクション展をご観覧いただけます。